1980年代、バブルの時代の少し前の写真を見たら、眉毛がずいぶん太かった、あるいはもっと昔は細くて驚いたという経験、ありませんか?
80年代は「男女雇用機会均等法」が成立して、男女の職場での性差が無くなった時代で、女性がますます?イケイケになったんです。太い眉、というのは強い意志や力強さの表れですから、そんな時代背景が、眉から読み取ることができます。
さらにもっと昔、平安時代の女性は、眉を全部抜いて、おでこに煤(すす・今で言うまゆ墨)を塗る、いわゆる「まろ顔」が主流でした。これは、不快さに眉をしかめる動きや、不安に眉を垂らす動きなど、どんなに気持ちを隠そうとしても感情は眉の動きに出てしまうから、表情を読み取られまいとした、ということだそうです。
この、女性の「眉全部剃り」は明治になるまで続き、江戸時代ではそこにお歯黒が加わって、眉の無い顔に真っ白なおしろいをつけて、笑った顔の歯が真っ黒という、今こんな顔で歩けば職務質問されそうな相貌が一般的だった、というから流行と言うものはすごいものです。
平成に入ってからのトレンドは、やや太めが主流ながら百人百様、その人のフォルムに合った眉と、その人が見せたい自己表現を組み合わせるようになっています。そしてなにより、きちんと整えることが肝要です。
眉の変化は、アイメークの変化よりも顔の印象を変える威力があります。
地眉が太いから…細いから…短いから…など、人それぞれ困ったポイントを持っているはず。眉は、手っ取り早く印象を変える、史上最大のパーツなんです。
カワサキグループのスタッフは、眉スタイリングが大好きです。
1年間で、延べ6,000人の皆さんの眉を、スタイリングさせていただいています。それこそ太さ、毛質、年齢もさまざま。
お店には行くけどまだ眉スタイリングを受けたことがないあなたは、ぜひ一言、眉スタイリングして!と声をかけてください。あなたが「こうありたい」と思う印象をかなえる眉の作り方を、地眉のタイプに合わせてレッスンします。
"困った眉"でも大丈夫!とにかく、お声をかけてくださいね!
眉スタイリング | 500円(税込 550円) |
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